はじめに
2023年9月1日。
防災の日だ!
特に今年は防災の日の由来となった関東大震災から100年とあり、各自治体では防災に係る催し物や啓発が行われているのを目にする。
とはいえ、(このクソ暑い中)外に出るのもなかなか億劫。
こんな時、自宅でできる防災イベントはないだろうか。
いや、そんな都合のいい防災イベントなんて…
?
これは…
そう、防災リュックの見直しである。
ぱぺりゅはサイズ比較です。かわいいね
というわけでここからは、
①防災リュックの中身を全部出す
②ジャンルごとに交換が必要か・過不足がないかをチェック
③追加すべきアイテムの洗い出し
の3ステップに分けて、防災リュックの見直しを行っていく。所要時間は30分!
防災が趣味の皆様も、何故か推しコンテンツが防災に強い皆様も、防災初心者の皆様も、防災リュックの中身をご一緒にご検討いただければ幸いだ。
【注意事項】
※この文章は防災が趣味なだけの素人が書いた文章です。詳しくは行政・お住まいの地域が出している防災関係のHPなどをご確認ください。
※また、この文章にはアイドルマスターSideMおよびお仕事コラボでSideMとコラボ頂いた様々な企業団体様への感謝と𝑩𝑰𝑮 𝑳𝑶𝑽𝑬とダイマが含まれます。
①防災リュックの中身を全部出す
思ったよりいっぱい入ってるな~~。
ちなみにこれを入れている先ほどの袋は、2021年にmovicから発売された
アイドルマスター SideM 防災セット 第二弾: キャラグッズ|ムービック(movic)。※販売終了
画像の通りキャラグッズが多いことについては、アイドルマスターSideMというコンテンツには元警察官・消防士・自衛官という前職のアイドルがおり、結果、やたらと防災と親和性が高く、様々な商品が発売されているという理由がある。
私のリュックは基本そのグッズたちで構成された防災リュックになっているのだ。非常時も推しと一緒。心強いですね。
とりあえず、出した感覚では「まだ入るな…」と「これなんだったかな…」なので、やはり一つずつ確認が必要そう。記憶がもろい。
では、ジャンルごとに確認し、中身をチェックしていこう!
②ジャンルごとに交換が必要か・過不足がないかをチェック
1)食料品
かなり少ない。
それもそのはず、実は、初めは水なんかも入れていたが、2ℓの水を入れてみたらあまりの重さで運べなくなってしまった。肩ひもちぎれるかと思った。
自宅には飲用水として2ℓペットボトルを常備しているし、この防災リュックは「避難所で手元に置いておく」がテーマ。
というわけで、この防災リュックでは食料の優先度を下げている、という判断をくだしたのである。
さて、お米は避難所でもらえる確率が高いので少なくてもいいとして、お菓子などのいわゆる嗜好品は手に入りづらいもの。
極度の甘党の私としては、保存期間5年を誇る飴ちゃんだけでは少々心もとないところ。
ここは王道のビスコ等を入れ、心の健康につながるような商品を確保すべきかと判断した。
※この記事では様々な商品のダイマが入ります
ちなみにこちらの飴ちゃんは、江東区にある国営防災公園「そなエリア東京」様で購入した。
コラボ期間が延びに延びて、たしか1年くらいコラボして頂いていた。
ちなみに私はその間4~5回遊びに行っている。下手な東京名所より楽しんでいる
コラボ抜きでも、非常に学びが多いしBBQも出来るしシンゴジラの舞台も見られてとっても楽しいのでお勧めです。
ちなみに、上のお箸セットはSideMが出演したイナズマロックフェス2022でもらったものだし、下のプロテインはSideMとbeLEGEND様のコラボプロテインである。
SideMに支えられすぎである。
勿体なくて、せっかくなら…と防災リュックに入れていたやつだ。
しかし、ここで問題が発生。
プロテインは賞味期限が今年の12月と判明した。
パッケージがかわいくて中々手を付けられていなかったが、このプロテインたちは防災リュックから抜き、責任をもって飲むこととした。
また、考えてみれば当たり前なのだが、プロテインはシェーカーが必須になることもあり、非常食には向かない。(非常時はシェーカーを定期的に洗えないと想定)
やはり筋肉は平時から鍛えておくべき、ということなのだろう。信玄誠司もそうだそうだと言っています。
2)衛生関係
生々しくて恐縮である。
ただ、生理用品と赤ちゃん用オムツの数は心の安定剤と言うから、こういうのはしっかり見ておくべきだと思う。(所説あり)
そして、生理用品は数が心もとない。
避難所では生理用品が1パックしか備蓄されていないというニュースを耳にしたことはあるだろうか。
女性職員がいないことなどが一因とされているが、やはりこういった衛生用品は人によって必要量が異なるもの。
支援物資が来るまでの期間も鑑みて、1回の生理で必要になる量は、自力で確保しておくのが賢明だと思う。
であればもう少しかさばらないタイプのものを選ぶとか、そういう工夫が必要そうだ。
マスクはSideMと防衛部でそろえているが、中はごく普通の不織布と布。
一方で、薬関係がないのはいただけないと思い至った。
痛み止めやかゆみ止め、人によっては常備薬(女性によっては低用量ピル等)を入れておく必要がある。
あと、私はニベアですら荒れるくらい唇が弱いため、ベビーワセリンがないと死ぬことを鑑みて、新品のリップを入れている。
こういった死活問題になるグッズは、日々の生活を振り返りながらアップデートできるとベストである。
3)避難所で過ごす用グッズ
FRAMEのタオルがかわいくて良い。
というのはそれとして、眼鏡はマジで必須である。
普段コンタクトをつけている人も多いと思うが、非常時において眼鏡に優るものは無い。
一代前の眼鏡を入れておく、というのがおすすめだし、もし避難をすることになったら眼鏡に付け替えていく、というのも一手である。
視界が死んだら己も死ぬと思って行動すべき。(めちゃくちゃな乱視ユーザーの意見です)
4)ガチ避難グッズ
「水害時に避難をする」という想定で必須となるグッズたちだ。
この辺はお住まいの地域で想定される災害に合わせて入れ替えるところかもしれない。
ただ、防水スマホケースはもっといいものに入れ替えたい。
おそらくだが、災害等ではライト替わりにもなるし結局手元にスマホがないと困ると思う。
しかし水害では裸でスマホを持つのは怖すぎる(そもそも手を塞がないほうがいい)
首から下げておける、というのはかなり有利なため、もっと強度の高いものに入れ替えを検討したい。
そしてこちらも確認が必要だ。
長寿も長寿なラジオである。
2年前は問題なくライトもついたしラジオも受信できたが、果たして。
すごいな。
あのはんだ付けでなんとかなってんだから。
全く問題なくライトもつき、陽気なFMも受信することが出来ました。
寿命が来る様がまったく見えない。
5)こまごました用品をつめたポーチ
防災用品メーカー「ファシル」様とFRAMEのコラボポーチである。
中身の充実さは勿論、デザインが秀逸で、非常時こそ推しを身近に感じられる・なおかつ周りの人からはアイドルコンテンツのグッズには見えない というのがあまりに良すぎる。
いつもお世話になっております。(2個購入し1個職場においてある)
ただ、簡易トイレやホイッスルは少し使い方に不安があるため、(パッケージを崩すのは惜しいが)一度現物を見てみたり、使ってみるのがいいと思った。
なお、コラボポーチは販売終了しているが、コラボ元である「ファシル」様の防災ポーチ MUST HAVE[マストハブ]は好評発売中である。
職場や学校、なんなら普段使いのカバンにも入るサイズなので、大変!とっても!めちゃくちゃ!おすすめです。
6)命綱
やはり最後に物を言うのは物理的な解決策。
そう、情報と金である。
左のメモには、家族の連絡先等が書いてある。濡れないようにジッパー付きの袋にいれるのがポイントだ。
また、非常時に元気を出すため、『人命救助』と名高いFRAMEの楽曲『スリーブレス』の歌詞を書いて同封している。
いざ見るとやっぱり元気がでるので、歌詞、いいな。
お金は、コロナ禍で即売会が無かった時にあまっていたおつり用の100円玉を、ン年前に購入した忍たまの小銭入れに入れている。
人生で一番々見た映画は劇場版忍たま乱太郎(本当に完成度が高いのでオススメです)、善法寺伊作君はいつまでも「伊作先輩」という人間なので、やはり良い。
ただ、よく考えたら10円玉がないと公衆電話で困りそうだ。
ここは要改善である。
③追加すべきアイテムの洗い出し
さて、これで一通りのアイテムは洗い出した。
こうみると、食料品を諦めていることに不安を感じる。
また、衛生用品も足りない気がしてならない。
しかし、防災リュックに入れられるものは限られている。
重すぎて身動きが取れない、というのは本末転倒だからだ。
というわけで、追加すべきだろうというアイテムがこちら。
メモの情報が古いことや、薬を入れていないというものは勿論重要だが、個人的な気づきは3点。
①筆記用具、必要だな~~~~。
様々な連絡手段として必要だし、何より私は絵を描くタイプのオタク。
紙とペンさえあれば暇をつぶせるのである。
これは必須で入れようと決意。
②服一着も入ってない問題。
防災用品としてコンパクトな下着は必須で購入する。
それはそれとして、オタクあるある「袋から出せないライブTシャツ」って、防災とめちゃくちゃ相性がいいのではないだろうか。
普段着ないから汚れないし、非常時は持ち出せるし、気分は上がる。
これはいい発想な気がしたので、眠っているライブTを詰めるのも検討したい。
③最低限のメイク道具。
日頃メイクをして社会に溶け込んでいる身として、「眉毛だけ描かせてくれ」はマジで痛感している。
綺麗にしているような余裕はないかもしれないが、避難して1週間後、アイブロウだけでもなんとかできたら結構違う気がするので、こちらも安物でいいので追加しようと思う。
その他もろもろも買いそろえたいが、まずは出来るところから。
「防災は『こうあるべき』が多すぎる」というのは、FRAMEが2022年にアンバサダーを務めた「ナゴヤ防災サミット」様のお言葉である。
ナゴヤ防災サミット様は今年もイベントを開催。
楽しく学ぶ・一歩を踏み出す、という軸を貫いた素敵なイベントであるため、ぜひ名古屋近辺の方は脚を運んでみてはいかがだろうか。
終わりに
話を戻すが、防災は何かと敷居が高く、「やっても無駄では?」と言われることも少なくない。
しかし、本当はもっとカジュアルで良いのである。
それに、「もったいなくてグッズを使えない」というオタク心理と「備えておくことに意味がある」という防災の相性の良さは、もっと注目されて欲しいしどんどんグッズが出て欲しい。(防災オタク)
事実、SideM以外でも様々なジャンルで防災リュックが販売されるケースが増えているし。いい流れだ。
皆様も是非、日々の楽しみに防災を「+1」してみてはいかがだろうか。